神楽坂の創作割烹料理店が、我々(マーケター)に教えてくれたこと

こんにちは みはなです。

先日、先輩経営者の方にお誘いを受けて


先輩行きつけの
創作割烹料理店にお邪魔してきました。

いただいたお料理は、すべてに深みがあって・・・


一つ一つの食材が主役に見えるような
最高のご馳走たちを届けてくださいました。



美味しかった。。。。


大事なのはここから先で、、




食事をしているなかでも感じたのが


高級料理店はとくに
ごく自然に、ファンマーケティングが行われている。

ということ。

美味しさと共に、肌感で学びました。



今回は

都内の予約が取れない高級店が教えてくれた
高単価✖️ファンマーケティングの仕組み

について、共有しようと思います。


我々のような、個人で情報発信をしている人間にとっても
すごく重要な知識なので


美味しい写真を見ながら
学びが深まるといいなと思います。

目次

高単価の商品が売れるために必要なこと

まず、高単価な商品を販売するためには


機能性の充実

✖️

ブランドの印象(安心感)


これが必要です。

あと、値段を高く設定すること。



まず、機能性の充実について。


基本的に
今回伺ったような飲食店は、当たり前かのように美味しいです。


いくら高級で良さそうなお店でも
美味しくなかったら、リピートはないですよね。


だから、みんな機能面を充実させようと日々鍛錬します。


料理だと、

食材選び
調理方法
自分の技術

最高峰を目指して、修行していらっしゃいます。


ビジネスでも、

基礎知識を学ぶ
成功事例を見て実践して身につける
教える力を伸ばす

我々も同じように鍛錬していますよね。



これを繰り返すと、機能性は充実していきます。



そして、そんな美味しいお料理を出され続けたら

「これだけ美味しい料理をいただけるなら、高くて当然だわ。」

と当たり前にお金も多く出していただけます。



さらに重要な、高単価たる所以があって・・・


それが


ブランドの印象(安心感)


です。


ちょっと抽象的で分かりづらいかもしれませんが

「ここなら、安心して任せられるだろう」
「ここなら、きっと大丈夫だろう」
「ここだからこそ、こんなサービスを受けられるだろう」

そんな安心感、信頼感を作り上げていくことです。


お客様の目的によって
安心感の種類も変わりますが、


例えば今回の割烹の場合

お客様は、
「ゆっくりと美味しい食事を楽しみたい」
「大切な人との食事の時間を気兼ねなく過ごしたい」

そんな目的を持っていらっしゃいます。



なので、お店の方々も

・苦手な食材は置き換えて出してくれる(これはお店による)
・必要以上にお客様同士の関係を聞いてこない
・隣の席との配慮も欠かさない

など。
徹底した配慮で、距離感を大事に接客されていました。


都内の高級店となると
名前やお顔が世に知れている方のご来店もしばしば。


そんな時に

「女優の〇〇さんですか、、?」
「今日はどういった、、?」
「ずっとテレビで見てました!!」

なんて、お店側から鼻息荒く言われようもんなら

周りのお客様に気を遣ってゆっくり食事もできないわけです。


デートかも知れませんし。



でも、安心して利用できるお店(ブランド)は
細やかな配慮ができているから

「あそこに行けばまた安心して食事できる」
「あのお店ならゆっくり楽しい時間を過ごせる」
「お店の方とも気兼ねなくお話しできる」

という信頼を得る事ができ、良いブランドの印象を作ることができます。



それで、、

数多くの飲食店がある中でも
こういった配慮のある接客をできるお店が少ない。


私も、都内のレストランで働いていた事があるので
いろんなお店に行った事がありますが


意外と少ない。


だから、配慮のできるお店が貴重な存在となり
さらに値段が高くても納得して、安心して通えるお店になるわけです。


安心して、いい時間を過ごせるなら
一食5万円出しても安いよね。


お客様は、こういう思考になるわけです。



ビジネス発信でも同じで

お客様は、
「収益を改善したい」
「稼いで豊かな人生を送りたい」

そんな目的で、我々の発信を見ています。

なので

・自分の発信を見たら絶対に収益が上がる
・この人の言ってることは信憑性がある
・この人の相談したらなんでも答えてくれた

そんな状況を作っていけば良いのです。


でも、
意外とちゃんと学んでいる人が少なかったり
教えるのが上手じゃなかったり
お客様の悩みを汲み取れなかったり

するから

有益な発信をし続ける人
影響力がついてもお客様の声は聞く人
教えることに関して精度を上げ続けている人

こういった存在が貴重になり、


この人に教えてもらったら絶対結果出るんだろうから
100万円でも安すぎるよね。


という思考にさせる事ができるわけです。



これで、高単価なサービス/ブランドが構築されていきます。

また来たい。ファンになる心理とは

今回食事をしていて感じたのが

とにかくお店の方々の「人柄」が良い。

という事でした。


当たり前と言えば当たり前ですが
人柄って、ファンになる要素として結構大きいんですよね。


その人に対して、プラスの感情が動くと
めちゃくちゃファン化が進みます。


シンプルなところだと、

この人優しいな
この人いい人だな

と思った時。


あとは、

こんな素敵な一面があったんだ
こういう時こんな考え方するんだ

とか。


その人の感情や人柄に触れた瞬間って
ヒトの心がめちゃくちゃ動きやすいんです。


だって、いま私が


~~~~~

私お酒飲むのがめっちゃ好きで
夜通しハシゴ5件しちゃうこともあるんですよね〜

大切な親友とハシゴした時とか最高で。
今度いつ行こうかなー。

~~~~~

って言ったら
お酒好きは、絶対反応しますよね?

友達と飲みにいくのが好きな人も反応するかも知れない。


で、


今回伺った割烹の料理長も
それをされていたんですよね。


お料理の写真を撮らせていただいてたら
お茶目な表情で映ってくださったり。

SNS載せてOKなので!と
気軽におっしゃっていただいたり。


先輩が、別の飲食店に行ったお話をした時に
真剣にお料理を作る表情から
コロっと表情を変えて楽しくお話しされていたり。


私がアツアツのお魚に涙目でハフハフしてたら
優しく飲み物をくださったり。笑



もう、これだけでも
優しい、良い方なんだろうな。

って伝わりますよね。



またこの人が作るお料理食べたいな。

って思いますよね。



美味しいお料理があった上で(機能)
お店の方の素敵なお人柄に触れる(感情)


これでファンは生まれます。



もちろん、期待以上のクオリティだった時に限りますが。

このお話はまたどこかで。



冒頭でもお話しした通り


高級店と呼ばれるお店は

ごくごく自然に高単価✖️ファンマーケティングが成立している。


ということ。

今回お邪魔した割烹は
ひとり5万円程度の単価です。


サラリーマンには、ちょっと手が出しづらい。

でも

経済的時間的に余裕がある経営者などは、ふだん使いしやすい。

そういった価格帯です。



お邪魔した創作割烹店は、まさに

高単価✖️ファンマーケティング。

お客様にも愛されていて

常連でも、次の予約は1年先。
それでも、みんな必ず次回予約をとる。


そんな仕組みが出来上がっていました。




ちみに、新規で予約を取ろうとすると
2年くらい先になるとおっしゃっていたような。

(ほとんど新規は取らないとのことでしたが。)



私もまた伺おうと思います。

では最後に
美味しいお料理や素敵な空間の写真を共有して終わりにします。


・・・


お料理が、とにかく

美味しい、美味しい、うま〜っ、美味ーーー〜〜
の連続。

至福とはこのことだ〜と、幸せな時間。

↑ハフハフした甘鯛。
火の入ったお魚で、モチモチを感じたのは初めてだった。。


お酒もこれまた美味しくて。

幻のお酒をオールドバカラのお猪口でいただくという
レア体験。



グラス、見惚れちゃうほど綺麗だったなぁ。。


もちろん、中のお酒もすごく美味しくて。

十四代。

幻のお酒をお料理に合わせて提案してくださったのが
また粋な計らいで、、、

グググっとお店の雰囲気に引き込まれました。

どんどん、こういう経験も積んでいこう。


ではまた。

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この記事を書いた人

マーケティングに関しての情報発信をしています。

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